デンバーブロンコス(Denver Broncos)
2018.09.24
こんにちは。スタッフの山口です。
今回は、デンバーブロンコス(Denver Broncos)についてお届けいたします。
アメリカの4大スポーツと言えば、バスケットボール、野球、アイスホッケー、そしてアメリカンフットボール。アメリカ人はこの4つのスポーツが大好きです。コロラドには、スポーツチームがたくさんありますが、アメリカンフットボールチームはデンバーブロンコスしかありません。
せっかく留学に行くなら、アメリカンフットボールを楽しんでもらいたいと思いますので、今回はデンバーブロンコスをご紹介したいと思います。
デンバーブロンコスとは、コロラド州デンバーに拠点をおくアメリカンフットボールチームです。1960年からチームとして活動始めており、今年約50年の歴史を誇ります。
その長い歴史の中で、スーパーボール(全米1位を決める大会)の最多参加記録を保持しています。コロラド人としては鼻が高いですね。そのほかにもAFCという別大会でも8回の優勝記録もあり、長きに渡りチームは強さを誇っています。
スポーツは、選手のメンタルや力によって毎年順位が大きく変動します。サッカーも野球も常勝チームがあったとしても数年ですよね。デンバーブロンコスは一時期不調な時期はあったにしろ、基本的にはその強さを維持してきました。
その一方残念な記録もあります。スーパーボールの出場記録は最多ですが、実はスーパーボールでの敗退記録も最多ということです。最後の最後に力を発揮できないということの表れかもしれませんね。それでもなんどもスーパーボールに出れるわけではないので、誇らしい記録ということもできます。
さて、デンバーブロンコスはスーパーボールの最多出場記録を保持していますが、それを支えてきたエースがいます。時代ごとにエースが変わっているので、ここで簡単に紹介しておきます。
コロラドの人に、「コロラドで有名な人知ってる?」と聞かれたら、名前をあげてみてください。
1. John Elway 1983〜1998
クオーターバックとしてエースをはっていたのが、Johnです。クオーターバックとは、アメフトに置いて攻撃の司令塔的な存在。ゲームを組み立て、パスを出して、チャンスがあれば自分も攻める、攻撃の要です。
クオーターバックにいい選手がいるとチームの攻撃にリズムが出ていいのですが、コロラドブロンコスにはJohnがいました。スーパーボールの出場だけではなく、優勝もしています。まさに伝説的な存在です。
2.Peyton Manning 2012〜2015
Johnが引退したあと、多くの人がクオーターバックになりましたが、どうもパッとせず。そんな時に現れたのが、Peytonです。他のチームから移籍をしてきたのですが、彼は怪我を抱えて手術をしたばかりの状態でした。最初はタイトルを獲れませんでしたが、徐々に力を発揮し、2015年に念願のスーパーボールのタイトルを獲得。1900年代ぶりの獲得とありとても盛り上がりました。
Peytonは、タイトルをとった後引退し、現在は別の形でチームに関わっています。
このように、デンバーブロンコスには、長い歴史があり、スーパーボール最多出場の裏には多くの選手の活躍がありました。そして、優勝をする時には常にエースの存在があったのです。日本ではその熱狂を感じることはできませんが、アメリカに留学をすれば、必ずと言っていいほどアメフトが好きな友人ができるはずです。 その友人にルールを教えてもらいながら、徐々にアメフトの楽しさを知ってもらえたらと思います。