「パイクスピーク(Pikes Peak)」アメリカ第2の国歌が作られた歴史的な場所!

2018.09.28

こんにちは。

スタッフの山田です。

今日は「パイクスピーク(Pikes Peak)」についてお届けいたします。

「パイクスピーク(Pikes Peak)」アメリカ第2の国歌が作られた歴史的な場所!   パイクスピークはアメリカ有数の山脈であり、1806年に探検家のゼブロン・パイク(Zebulon Pike)によって紹介され、その名をとって「パイクスピーク」と呼ばれるようになりました。   パイクスピークの麓には炭酸泉が湧いている影響により、マニトウスプリングスという保養街が形成され、現在では、多くの観光客で賑わっています!アメリカ留学の際には、是非とも訪れたい場所のひとつになります。

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マニトウスプリングスからパイクスピーク山頂までは楽々

保養地のマニトウスプリングスから、パイクスピーク山頂までは約14キロの道のりがあり、険しい道のりがあります。   14キロの登山になりますが、心配する必要はありません。   それは、1890年に開業した「パイクス・ピーク・コグ鉄道」が運行しているからです。パイクス・ピーク・コグ鉄道は「世界一高い登山鉄道」とも呼ばれていている鉄道好きには知られた存在でもあります。   頂上まで14キロの道のりを1時間15分かけて登るため、パイクスピーク山頂までの道中に広がる大自然をゆったりと楽しんでみてください。   特に、ティンバーライン(Timberline)と呼ばれる標高に達したときは見所満載なので必見です!   ティンバーライン(Timberline)とは、背の高い樹木が育つことのできる標高の限界のこと。   通常は鉄道が雲を越したあたりで確認することができるので、集中して周辺を観察してみましょう!   ティンバーラインを超えると地面は「永久凍土(土が常に凍っていること)」になり木々が育たない環境となり、まさに異空間。   幻想的な景色は一見の価値ありです!

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パイクスピーク山頂はアメリカ人にとって特別な場所

アメリカには「第2の国歌」と呼ばれている歌があります。   その歌の名前は「America The Beautiful(アメリカ・ザ・ビューティフル)」。   実はこの歌が歌われている場所こそが、パイクスピーク山頂なのです。パイクスピーク山頂の雄大で神秘的な景色に感銘を受けたキャサリン・リー・ベイツ(ウェルズリー大学教授)によって、「America The Beautiful」の詩が作られました。   マニトウスプリングスからパイクスピーク山頂の往復にかかる所要時間は約3時間10分ほど。   名曲「America The Beautiful」に思いを馳せながら列車の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」

パイクスピークは保養地としての一面もありながら、毎年アメリカ独立記念日(7月4日)前後に開催される、「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の開催地というダイナミックな一面もあります。   「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、アメリカで絶大な人気を誇る「インディ500」に次ぐ長い歴史を誇り、2016年には開催100週年を達成しました。   自動車と二輪車のレースであるこのレースは、その広大な大自然とスピード感から別名「雲へ向かうレース(The Race to the Clouds)」と呼ばれ、毎年多くの観客を楽しませています。   壮大な自然を相手にした迫力のレースを見逃さないように!

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予約

「パイクス・ピーク・コグ鉄道」の運行本数に限りがあるため、予約をして向かいましょう!下記、公式ホームページにはディスカウントクーポンがあることもあるので、定期的に確認しておくことをお勧めします。   4月上旬から旬から10月下旬の間は毎日(一日6~8往復)、それ以外の期間は週に2~5日の運行されています。   http://cograilway.com/default.asp