皆既日食
2017.08.26
こんにちは!
今日はとてもタイムリーな話題、「皆既日食」についてです。アメリカを横断する皆既日食は99年ぶりということで、日本でも大きくニュースに取り上げられていたんではないかと思います。
まずは「日食」と「月食」。日本語でも似ていますが、英語でも似ています。
日食というのは 「Solar Eclipse」といい、Solar eclipse occurs when the Moon passes between the Sun and and Earth, and when the Moon fully or partially blocks the Sun. (日食は、太陽と地球の間に月が入り、月が太陽の一部または全部を隠す時に起こります)。
月食というのは、「Lunar Eclipse」といい、Lunar eclipse occurs when the Moon passes directly behind the Earth into its shadow. This can occur only when the sun, Earth, and moon are aligned exactly or close with the Earth in the middle. (月食は、月が地球の影に入ると起こります。 これは、太陽、地球、月が、地球を中心に整列した時に起こります。)
今回は、Solar Eclipseの方です。そして、ただの日食というだけではく、全部が隠れるという皆既日食です。皆既日食のことは、英語でTotal Solar Eclipseといいます。「皆既」よりも「Total」の方が簡単だと思うのは私だけでしょうか?日本語よりも英語の方がシンプルで分かり易いという単語、意外にも結構あるですよ♪ むむむ漢字め!(笑)
さて、この皆既日食ですが、下記の黄色の州の上を横断しました。残念ながらコロラドは外れていますが、近くのワイオミング州・ネブラスカ州・カンサス州にまで観察に出かけた方もいらっしゃったようです。
こちらで他の州ではどれくらい観測できるのかが載っています。コロラドは、「90% partial eclipse(90%の部分日食)」です。アメリカは広いですので、半分くらいしか隠れない州もありました。
私は、Reservoir(溜め池)へ行って、ビーチに寝っ転がり観測することにしました。晴天に恵まれ、観測日和でした!
この日食、「トランプ大統領が直接見ようとして注意された!」と日本でもニュースになっていましたが(笑)、太陽が隠れるとはいえ、直接太陽を直視するのは危険ということで、観察用のメガネが売られていました。DIYで作った方もいらっしゃったようです。
コロラドは、学区に寄って既に新学期が始まっていましたので、授業で観察した学校では、1人1つ学区から無料で支給されたようです。
私のメガネは学校で支給された物と同じで、紙でできた2ドル弱のものです。ホームデポなどのホームセンターや、スーパーなどで売られていました。
では太陽を見てみましょう!
専用めがねを通して見ると、こんな風に見えました。日食は時間をかけて少しずつ隠れていくので、コロラドでの日食は、10時半頃から始まり、11時47分頃にピークを迎え、13時15分頃まで続きました。
ピーク時の日食!
太陽が隠されているので、太陽によって作られた影もこんな形に!そして、周りは真っ暗にはなりませんでしたが、朝なのに夕方のような、曇りの日よりももう少しくらい感じになりました。
予想以上に神秘的で、とても楽しめました!
さて次回のコロラドの日食は2045年だそうで、もうこんなのがフェイスブックにて投稿されていました(笑)
28年後、私たちはどこで何をしているのでしょうね。コロラド留学から夢を掴んでアメリカで大成功!なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。楽しみです!