コロラド州のワクチン接種について
2021.05.22
こんにちは!
日本では連日のようにコロナの感染者数増加のニュースが流れ、
三回目の緊急事態宣言が発令された都市も多くあることと思います。
去年の私の考えとしては、オリンピックが延長された来年の夏ごろには、
ワクチンができて、住民の接種が終わって、世界中でのこのコロナのパンデミックがおさまってきているだろう
と思っていたので、いまだに収まることを知らず、むしろ変異ウイルスとして、
ある地域ではさらに勢いを増していることに驚いてなりません。
さて、ここアメリカ、コロラドでは4月の初めころより、18歳以上のワクチン接種が可能となり、
(4月の中旬~下旬にかけて対象年齢が16歳以上にかわりました)
一か月以上たった今、私の周りでは多くの友人知人の二回目のワクチン接種が完了しております。
どのワクチンを接種するかによって、一回目と二回目を打つ時期が変わってくるのですが、
アメリカでは
ファイザーのワクチンは、21日間隔で2回の接種
モデルナのワクチンは、28日間隔で2回の接種
J&J / ヤンセンのワクチンの場合、1回の接種のみ必要
と言われています。
上の表は5/21、現時点でのアメリカのワクチン接種人数です。
その中でもここ、コロラド州では約650万人の方が接種済みとの数値がでています。
18歳以上のワクチン接種が始まってから、目に見えてコロナの新規感染の数は減ってきているとは思います。
今年の冬、アメリカの新規コロナ感染者数が一番多かった日(1/8)が一日で35万人ほどだったのに対して、
今は一日だいたい二万人~五万人ほどまで減っているので、ワクチンの効果がでてきているのではないかと
思っています。(あくまで素人意見です)
そして先週5/13頃より、12歳から15歳の子どもへの接種が始まりました。
今の時点ではファイザー社のワクチンのみ対象だそうです。
日本ではいまだに高齢者の方がワクチン接種の順番待ちをしているというニュースを聞くと、
アメリカの対応の早さにびっくりすると共に、決断の速さに驚かされます。
お隣のカナダではここ最近30~40代の世代へのワクチン接種が開始されだしたそうですが、
二回目のワクチンを接種できるのがなんと16週間後(4か月先)と言われたそうです。
ワクチンが足りていないと。
かたやアメリカでは大手のファーマシーが期限切れのワクチンを大量に捨てたとニュースになっていたり、
いろいろと考えさせられます。
私はコロナの情報を得るときにNEWS BREAK(このアプリです。)というアプリを使用しているのですが、
ワクチンの予約もこちらから簡単にできます。
この右のFind locationsをクリックすると
こんな風に家の近くのどこでワクチンを接種できるかが一目でわかるのと、
取り扱っているワクチン(ファイザーなのかモデルナなのか等)の情報も出てきます。
アメリカのすごいところは、CVSやWalgreenなどの薬局(Pharmacy)などの他にも
king SooperやSafewayなどのスーパーでも打てることだと思います。(スーパーの中に入っている薬局)
食料品や日常品を買うついでにワクチンを接種することが可能なのです。
インフォメーションをクリックするとこのようにいくつか質問に答えたあと、
予約することが可能です。
12歳以上15歳未満はファイザー
18歳以上はモデルナという記載があります。
そして接種が完了すると、
このようなカードがもらえます。
https://www.hhs.gov/coronavirus/covid-19-care-uninsured-individuals/index.html
こういったサイトでもワクチン予約が可能です。
二回目の予約は、一回目の接種後にその場で予約するか、もしくは後日メールでの連絡がくるそうなのですが、
どこで接種するかによって変わると思うので、当日一回目接種後に担当の方に聞いた方がいいと思います。
そして「二回目の接種してから二週間後」というのがキーワードになっており、
アメリカでは、米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルスに対するワクチンを接種して2週間以上たった人同士なら、屋内でマスクをせず、対人距離も気にせず交流できるとする指針を発表しています。
事実、ここ最近Costcoやスーパーなどでマスクをしていない方が増えた気がします。
ただ、誰がワクチンを打ったのか、打っていないのかなんてわかりようもないので、
気持ち的にはすごく複雑です。
ワクチンを受けずにマスクをつけ続けるか、ワクチンを受けてマスクをしない元の生活に戻すか、
さあ、あなたはどうしますか?という感じでしょうか。
私自身は実はまだワクチンを受けていなくて、というのも今妊娠中でもうすぐ出産予定です。
ドクター曰く、妊婦がワクチンを受けることは可能と言われたのですが、
受ける受けないの判断はあなたがしてください。とのことだったので、出産も間近ということもあり、
決断ができずに今に至っています。
(出産後に接種予定です)
友人はお医者さんから、妊娠中に万が一コロナになったときに、通常の時に使える薬が使えない場合も
多いので、リスクを考えた時に、打っておいた方がいいと言われて接種した友人も多くいます。
もう一つは副反応、
接種が終わった数多くの友人から、「副反応がきつかった」との声をききました。
打ったところの腫れや痛みやかゆみ
吐き気や頭痛、発熱、倦怠感、蕁麻疹や身体の痛み、
特に倦怠感がすごいとの声をよく聞いており、次の日ずっと寝込んで一日中動けなかったという話や、
ずーっと横になって寝ていたという話もよく聞きます。
なので仕事の調整ができるのであれば、接種後の次の日は休みにしたりして調整した方がいいかもしれません。
もちろん副反応が出ない人もいますが、こればかりは接種してみないことには何とも言えませんよね。
だいたい一日から三日で収まって、薬は市販の痛み止めを使用していいそうです。
(ウイルスが対応しているのでできるだけ薬は使用しない方がいいらしいのですが)
コロナにかかった友人曰く、副反応なんかよりもコロナでの症状が本当につらかったので、
絶対接種した方がいい!副反応の方が100倍楽だった!そうです。
またワクチン二回目接種後にコロナになった友人もいるのですが、
症状としては軽い咳と味覚障害のみだったので、ワクチンを受けたことで症状が緩和されたのかも、
接種していてよかったとのこと。
ワクチンを受けたからと言ってコロナに感染しないわけではないのですが、
重症化を防ぐ力があるのであれば、やはり受けておいた方がいいのかなーと私自身は思っています。
これからも情報はどんどん変わっていくと思いますので、
また新しい情報を仕入れたらこちらに書き込みたいと思います。