MLB「コロラド・ロッキーズ」豪快な乱打戦を見逃すな!

2018.05.10

MLBは「ナショナルリーグ」と「アメリカンリーグ」の2つのリーグが、それぞれ「西地区」「中地区」「東地区」の3つの地区に別れ、合計30チームで争う世界最高峰のベースボールリーグです。

今回ご紹介させて頂くのは、チーム名をロッキー山脈から名付けた、ナショナルリーグ西地区に所属している「コロラド・ロッキーズ」です。

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メジャー屈指の人気球団
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日本人選手所属の影響もあり「ニューヨークヤンキース」「シアトルマリナーズ」などが、日本での人気・知名度共に高いチームではないでしょうか。 しかし、実はアメリカ現地では、「コロラド・ロッキーズ」の人気ぶりは目を見張るものがあるのです。 その証拠にコロラド・ロッキーズは、1993年に大リーグ記録である年観客動員数4,483,350人を達成し、その後も毎年3,000,000人以上をスタジアムに動員しています。 現在は成績不振の影響もあり、人気に陰りが出てきたとも言われていますが、今なお地元の方に愛され続けるチームとなっています。

独特の運営方針
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コロラド・ロッキーズは、プロスポーツチームとしてタブーとも考えられる、宗教(キリスト教)への信仰を重要視しています。 もちろん、どちらの宗教を信仰するかは選手の自由なのですが(チームでのキリスト礼拝も自由参加)、チーム全体としてひとつの宗教を信仰するという独特の運営方針をとっています。 そのため、ロッカールームには聖書が置かれるなど、常に信仰を高めることに注力させています。 日本では「信仰の自由」が保障されているため、このようにプロスポーツチーム全体で信仰を運営方針とすることは難しいですが、「自由の国アメリカ」では許されているようです!

 

ホームスタジアムでの試合は豪快な打ち合い!
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コロラド・ロッキーズのホームスタジアム「コアーズ・フィールド」は、標高1600mの高地に位置し、非常に打球が伸びやすい環境にあります。 そのため、「コアーズ・フィールド」での試合はホームランが出やすく、豪快な打ち合いの攻防を楽しむことができることで有名です。 以下のような面白いデータがあります。 コロラド・ロッキーズの選手は打撃三冠(首位打者、本塁打王、打点王)のタイトルを数多く受賞していますが、一方で、投手三冠(勝利、防御率、奪三振)のタイトルを受賞したコロラド・ロッキーズの選手は誰一人としていないのです。 このようにホームスタジアムの影響により、極端な打高投低のチームとなっていますが、だからこそ打ち合いのエキサイティングな試合を楽しむことができるのです!

 

過去在籍日本選手
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コロラド・ロッキーズには過去に日本人選手も在籍していました。吉井理人選手(2000)やマック鈴木選手(2001)、松井稼頭央選手(2006-2007)と超一流選手が在籍していたことで、ベースボールファンだけでなく、多くの日本人に知られるチームとなりました。 松井稼頭央選手以降10年間は日本人選手が在籍していませんが、現在の日本のベースボールファンを魅力する人気チームのひとつであることは変わりません。

チケット予約

チケットは公式ホームページ(英文)(http://colorado.rockies.mlb.com/ticketing/index.jsp?c_id=col)よりご予約することが可能です。 もちろん、直接スタジアムでチケットを購入することもできますが、希望席のチケットが売り切れてしまう可能性もあるので、「コアーズ・フィールド」に出向く際は事前に予約しておきましょう!

アクセス

住所 2001 Blake St, Denver, CO 80205 アメリカ合衆国