Happy Mother’s Day (母の日)
2018.05.22
みなさん素敵な母の日が送れましたでしょうか?母の日は、国によって祝う日が異なるようですが、アメリカは日本と同じで、5月の第2日曜日にお祝いをします。
母の日の由来はご存知ですか?その昔、アメリカ南北戦争中、敵味方問わずに負傷兵の衛生状態を改善しようと、「母の仕事の日(Mother’s Work Days)」と称して、地域の女性を結束させた、アン・シャービスという女性がいました。アンが亡くなった2年後の1970年5月12日に、アンが日曜学校の教師をしていた教会にて、娘のアンナが記念会をもち、母アンが好きだった白いカーネーションを贈ったそうです。これが、日本やアメリカの「母の日」の起源とされています。これをきっかけに、母親が健全であれば赤いカーネーションを送り、亡くなっていれば白いカーネーションを胸に付けるようになり、後に母の日にはカーネーションという習慣から定着したようです。がしかし、残念ながらアメリカでは母の日=カーネーションではありません(笑)
ご覧の通りに、町で見かけるお店には様々なお花が並んでいます。どんな種類のお花でも良いそうです。バックに野菜がズラリと並んでいることに気が付かれましたでしょうか。ここはウォルマートと呼ばれる、何でも売っている大型スーパーマーケットなのですが、こちらでは日本によくある個人店のお花屋さんはあまり見かけません。この様にスーパーに入っているお花屋さんで購入するのが一般的です。
私も一応母親でありまして、家族からお花とチョコレートをもらいました。が、菊・・・・(笑)買ってくれた主人には申し訳ないですが、「日本では菊はお葬式の花だぞっ」と突っ込んでおきました(笑)もちろん、菊は縁起の悪いお花ではありませんし、皇室の紋章に使用されたりと、高貴なお花でもありますので、お葬式の花というのは私の勝手なイメージです。ご了承下さい。
お花以外にも、キャンドルからアクセサリーまで、いろいろなプレゼントをあげてもいいですよ。これは日本と同じですね!
もちろんスウィーツも。
さて、日本とアメリカの母の日、お花以外にも違いがあるんですよ。日本では、子供たち(またはご主人)がお母さんに感謝をする日という認識が一般的だと思いますが、アメリカでは「みんなでお母さんの人を感謝をする」という感覚です。子供たちからお母さんへはもちろん、お母さんから娘へ、兄弟姉妹から、お友達同士、そしてお店の店員さんからも「Happy Mother’s Day(母の日おめでとう!)」と声をかけられたりします。
そして、プレゼントには欠かせないカード。アメリカは、カードの国と言っても過言ではありません。さすがの量ですね。写真の上の方の紫のところに「MOM」や「ANYONE」と書かれているのがご覧いただけますでしょうか?これは送る相手の事を示しています。みんなでお母さんの人をお祝いするので、他にもグランマ用、娘用、義娘用と、送る相手別にメッセージが書かれたカードも売っています。お間違えのないようご注意下さいね。
アメリカ人の義母からこの娘用のカードを頂きました。プレゼントには、カードの左側に付いているギフトカード(商品券)。
ブログを読んで下さってるみなさんの中には、アメリカでホームステイをされる方もいらっしゃると思います。是非ホストマザーに、感謝の気持ちを伝えてあげて下さいね!きっと喜んでくれますよ。「Happy Mother’s Day! I am so happy to have you as my host mom!(母の日おめでとう!ホストマザーがあなたで本当に嬉しい!)」なんて書かれたらいいかなと思います。
日本のお母様方、ハッピーマザーズデー!