一週間だけだけど、自分の価値観が変わったことが分かった。
人はいつでも変われるんだということを。

  • ビジネス語学留学プログラム

北川 裕子さん

留学当時の年齢:50歳

現在の職業:開業医

留学先:アメリカ コロラド州デンバー

留学時期:2017年8月13日~8月20日(1週間)

語学学校:LCI

コース:Executive English Course – Full English Immersion

滞在方法:ホテル

留学してよかったこと

これまで海外旅行はたくさんしてきましたので、観光名所も数多く訪れました。今回は留学ということで、英語の勉強が目的でしたが、日本で英語を勉強するのとは全く異なりました。朝から1日中(ランチタイムも含め)、専任の先生が複数名つきっきりして指導くれまして、本当の意味での英語漬けとなりました。Executive Courseということで、現地のロータリークラブの集まりにも参加させてもらうことができ、地元の有力者の方たちともお話しすることができました。ただ、私自身の英語力が十分ではなかったため、思ったことを口にできないもどかしさがありました。こういうきっかけがあって、人は英語をもっと勉強したいと思うのだろうと感じました。大変良い刺激になりました。

デンバーがいかに留学先として優れているか

デンバーは、富田さんに聞いていた通り、毎日天気は良いし、街自体がとても安全で、日本人にも全く会うことなく、留学の環境としては最高でした。しかも、ロサンゼルスやニューヨークと違って、周りの人が温かく、道を歩いているだけで気さくに挨拶をしてくれるので、良い意味でカルチャーショックでした。もし初めて訪れた場所がデンバーだったら、アメリカがもっと好きになったと思います。

LCIの良さ

決して大きくはない語学学校のため、先生との距離が近いのが良かったです。今回は、完全プライベートクラスだったため、先生との相性が重要でした。1日に3人くらい先生が交代するので、正直なところ、合う先生と合わない先生がいました。ですが、担当者に相談すると、すぐに先生を替えてくれたので、迅速な対応が嬉しかったです。カリキュラムも、自分が学びたいことを学ばせてくれるので、自由度の高い学校だと感じました。

留学する前の事前準備の大切さ

英語は勉強しすぎてから留学するに越したことはありません。たった1週間の留学期間でしたが、6か月くらいはしっかり勉強して、留学すべきだったと後悔しています。Discovering Soundsで、発音矯正のレッスンを同時に受講していたため、コミュニケーション自体に問題はありませんでしたが、上辺だけの会話ではなく、もっと深い部分での会話がしたかったです。

留学中にもっとできたと思うこと

私としては、限りある時間の全てを勉強に充てることができたので、やりきった感があります。ですので、1分1秒を無駄にしない姿勢が大事です。

英語力を上げるために、何をどれだけ努力すべきか。

やはり発音が大事だと改めて実感しました。通じることは前提であって、そこからどういった話をしていこうか?という流れになります。ロータリークラブでは、発音が拙いだけで、すぐに会話を切られてしまうこともありました。それに、現地の人は話すのが想像しているよりも早いので、簡単な表現であっても、発音が分かっていないとリスニングに大きな影響を及ぼします。あとは、とにかく単語です。語彙量が少ないと、考えることが多くなるので、機会損失を招きます。

なぜ留学すべきか。

日本を出ていない方は、世界観や価値観が狭いですね。仕事柄、国際学会などに参加することも多々ありますが、発音があまりにも悪いまま英語で発表をされている先生方は、恐らく、自身の発表がどれだけ理解されているか分かっていないのでは?と思います。特に、質疑応答の場面では、まともに対応できている先生がとても少ないのが残念です。国際学会で発表するのであれば、ある程度の英語力は備わっているべきです。期間は短くても良いので、日本以外をもっと見るべきです。

これから留学される方へのアドバイス。

まだ若い方(特に学生さん)は、どんどん海外に出てください。そうでないと、私のように、ある程度年を重ねてから留学することになり、もっと若いうちに行っておけばよかったと心底後悔します。もしデンバーに1年くらい居られるのであれば、居たいものです。英語は若いうちに勉強を始めると楽ですよ。ロサンゼルスやニューヨークと違って日本人がまず居ないので、自分を追い込む環境としては最適です。皆さん、頑張ってください!

その他の体験談