人生を変えた一か月!価値観や世界観、日本を出ることでしか
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[英語発音 Before & After] 成長の軌跡

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本多 哲也さん

留学当時の年齢:36歳

現在の職業:ITコンサルタント

留学先:アメリカ コロラド州デンバー

留学時期:2017年10月~2017年11月(5週間)

語学学校:LCI

コース:Executive English Course - Group-Private Combo

滞在方法:ホームステイ

私という人物

私は関西のとても話すことが好きな人間です。いつでもよく話すなぁと言われます。アラフォー世代に突入した数年前、ひょんなことから海外に仕事で行く機会がありました。初めて受けたTOEICは280点とサイコロ転がしても取れるじゃないかといわれるレベルでした。

もちろん、現地のインドでコテンパンに打ちのめされ、日本語だったら言いたいことが言えるのに、仕事だってもっとできるはずなのに!と悔しく涙で枕を濡らす日々でした。日本に帰り一念発起、英語を必死こいて勉強し、発音を矯正し、TOEICの点数も履歴書にかけるレベルにはなっては来ていました。

でも、なんだかんだで聞き取れない、聞き取れても理解に時間がかかりすぎる、話せない、読むのが大変。。。どうしても次の壁が越えられませんでした。でも英語を勉強するのは楽しい、何とかしたいそんな思いが強くなった時に、いろんなタイミングが重なって留学に行けることになり、アイルビーザワンには直前までご協力いただき留学が実現しました。

留学してよかったこと

実際に行ってみると、英語漬けの環境という大きなものはもちろんありますが、私自身これは大きいなと思ったのが、「英語学習者はみんなドングリの背比べ」だというのが分かったことです。

日本にいるときは極端な話、「ペラペラ」か「ペラペラじゃないそれ以外」くらいの分類分けの線引きに自分をはめて勝手に劣等感を感じていました。自分はこんなに頑張っているのに。。。いつまでもダメなんだ。。。と思って負のスパイラルに入ることが何度もありました。

学校に行ってみると、「あれ?自分って(劣等感感じるほど)そこまでヘボくないのでは?」と思うことが何度も出てきます。(もちろんすごくもないのですが) 実際発音がそれっぽいだけで、文法がむちゃくちゃだったり、意味不明な発音で話しているのに自信を持っていたりする人が大半だったりします。ただ、自信を持っているので変に聞こえないんです。あっているかどうかより言いたいことを自信をもって話すことの大事さに気が付きます。

その結果「完ぺきじゃなくてもいいじゃないか。何か問題でも?」ということに気が付き、自分自身にかけた日本人ならではの「完璧でなければならない」という呪縛から解放されたことは一つ大きかったなぁと思っています。

デンバーがいかに留学先として優れているか

日本人がほぼいない。これにつきます。学校には日本人がたまにいるのですが、やはり近くにいるとついつい日本語で話してしまいます。日本人でも英語で話そう!と思ってもやっぱり日本人同士の気恥ずかしさなどもあって、結局日本語で話してしまいます。日本語を封印しないと英語を英語で考えるというのはできないような気がします。

天候がいいのもかなりのポイントです。ほぼ毎日青空で、湿度が低く、本当に過ごしやすいです。ポテトチップスは2週間くらいいそのままにしておいてもさくさくです。ただしお肌は注意が必要かもしれません。リップクリームは必須です。

LCIの良さ

満点の学校ではないと思います。それはどの学校でも同じかもしれません。授業態度の悪い他生徒のせいでイラっとすることはかなりありました。でもそういった時にちゃんと相談に乗ってくれる先生も多かったので、よかったと思っています。
私個人としてはグループレッスンは耳をなれさせるため、英語感覚をつけるためという意味合いで、正直重きを置いていなかったのですが、一番期待していたのはプライベートレッスンでした。

「これはあなたのレッスン。」

この言葉は本当でした。基本メニューはもちろん組んでくれるのですが、こういうことをしたい。こういうことを知りたい。とリクエストをすることができました。

私は一般的な文法などはある程度勉強していたことや、日本でも勉強できることにそこまで興味はありませんでした。なのでいままで勉強した中で、なぜそうなるのか腑に落ちなかったり、納得のいかなかったことがなぜそうなのか?という質問を多くなげていました。もちろん「難しい!」と言われたこともありましたが、いいカリキュラムを作ってくれたおかげて。今まで幾度となく勉強しても理解できなかったことが、「あ、それだけか」と思えるくらい一瞬で理解できたこともありました。明らかに上達を感じることができました。

LCIの生徒はグループレッスンがほとんどなので、プライベートを選択するとどうしてもグループレッスン組と放課後つるむことは難しくなります。ただ、プライベートでしっかりと勉強し、その英語力があれば学校以外でも友達を作るのは難しくないと思います。私は学校ではそこまで友達は多くはできませんでしたが、学校以外でたくさん友人ができたので充実していました。ここはあらかじめ認識しておいたほうがいいかと思います。

留学する前の事前準備の大切さ

事前準備なくいくのはお金をどぶに捨てることだと思っています。行けば何とかなるなんてことはありません。もっともっとやっとくべきだったと思っています。

特に、留学を決める前から、Discovering Soundsで発音を習っていました。私にとってはこれが本当に大きかったと持っています。(回し者ではありません!)発音を習う前は簡単な単語ですら聞き取ってもらえず、「ハァ?」といったような顔をされたことも一度や二度ではありませんでした。

今回は完ぺきとは言えずとも、かなり発音の練習をして言ったおかげで、自分の英語が思ったよりも伝わりやすいということを肌で感じることができました。
実際レッスンのカリキュラムでも発音が入ってくるのですが、事前にできるようになっていたおかげで、そこはかなり早く終わりました。その分自分が知りたかったレッスンを組み立ててもらったりすることができたので、時間を有意義に使えました。限られた時間しかないのに、うまく意思疎通できないとそれだけ時間もかかりますし、日本語がほぼない世界で言葉が通じないのは苦痛でしかないですね。。

ちなみに私のプライベートレッスンの担当だった先生は名前に「th」がはいっていて、正しく名前を日本人から言われたことが少ないと言っていました。正しく発音したらとても喜んでくれました。先生もアメリカ人では難しい「Tetsuya」をちゃんと発音できるよう頑張ってくれ、結果お互いすごくいい関係でレッスンができました。

留学中にもっとできたと思うこと

もっともっと気軽に話しかければよかったと思っています。あちらは本当にみなさん気さくです。
How are you?ときかれて、I’m good.How about you?で終わらせたくなるのですが、皆さん見ているとそのあと雑談をちょっとして、最後にHave a good day/Night!で終わるんですね。

こういうのってやらないとできないんですね。最初は意識してもI'm good.で止まってしまう。何度も何度も繰り返していると、雑談はなくても〆のHave a good dayがでてくる。そこまで行くと今度は雑談する余裕が出てくる。
雑談していると話すのが楽しくなってくる。そうするとあんなことはなそう、こんなことはなそうと考えるようになります。それができるようになったのが割と後半だったので、もっと早くしていればなぁと思っています。

英語力を上げるために、何をどれだけ努力すべきか

私自身は学生の頃最も苦手だったものが英語だったということもあり、たった数か月でTOEICが900点にみたいな人種ではありません。残念なことに日本に戻ってから受けたTOEICは下がりました。(ショック)努力はすぐに実らないこともありますね。。

それでも続けることが本当に大事だと思っています。今回留学したことで、一つ自分の殻を破れたと思っていますが、それも行っただけで破れたのではなく、毎日毎日努力したことでそれができたと思っています。戻ってきて英語を聞く機会が減って、やはりリスニング力は落ちてきていると思います。だからこそ、毎日少しでも英語に触れることが大事なので、そこは自分にノルマをかけてやっています。

なぜ留学すべきか

英語を話すことがあたりまえの環境に行くのはやはり大きいです。確かにインターネットが普及した今日、スカイプで英会話をしたり、Facebookで外国人と友達になるということもあるでしょう。でも、日本なのでそこと触れているところ以外はやっぱり日本語がある世界。英語がなくてもいい世界なんだと思います。

留学すると英語をはなさなくてはいけない環境になるので全く違ってきます。また、英語を日常生活として「体験」して覚えることができます。体験して覚えた単語はなかなか忘れません。使わない単語は記憶に残りにくいですからね。

個人的にですが、日本においては、ものすごく英語ができるペラペラな人「以外」が英語を話すと、「いきってる」「ネイティブもどき」とか「カッコつけてる」「あの文法正しくないよね」といったような完璧以外は認めない批判しがちになる風潮がやっぱり一定数存在してると思います。
頑張っている人を馬鹿にするほうが残念な人であるいう風土なので、その中で勉強できるのは大きいんじゃないかなと感じました。

これから留学される方へのアドバイス。など。。

留学は決して安い額ではないかと思います。私自身もプライベート+グループレッスンのひと月のあまりの高さに、目玉が飛び出そうになり、グループレッスンだけの安めプランも考えたことがありました。
そんな時、とある人生の先輩がこう言ってくれたんです。

「100万単位で違うならまだしも、数十万の差なら無理してでも充実した内容にしなさい。今この時、この時間での留学は二度とできないからね。」

この言葉に決心が固まり、貯金はほとんど使ってしまいましたが、その分徹底的に勉強して徹底的に楽しんでやろう!と決めていきました。

自分のお金で行ったことも大きく、元を取らなきゃという気持ちがはたらき、ものすごく充実した5週間でした。勉強もたくさんして、でも遊ぶときは遊ぶメリハリもつけるのがいいと思います。

そういった意味で、現地でやりたいと思ったことをやれるだけのお財布の余裕を持っていくことも重要です。

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