全てが完璧!学校もホームステイも街も、
デンバーってこんなにも素敵な場所だったんだ!

[英語発音 Before & After] 成長の軌跡

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榎本 由佳さん

留学当時の年齢:18歳

現在の職業:大学生

留学先:アメリカ コロラド州デンバー

留学時期:2018年8月半ば~2018年9月半ば(4週間)

語学学校:LCI

コース:Executive English Course – Group-Private Combo

滞在方法:ホームステイ

留学してよかったこと

私は、行きの飛行機でまず、周りがほとんど外国人、CAさんも日本人は一人だけ、機内放送ももちろん英語、という英語・外国人に囲まれた環境がとても心細く、怖かったのを鮮明に覚えています。私の英語力ではコミュニケーションが成り立たないかもしれない、そして成り立たなかったらどうしたらいいのだろうという不安しかなかったからです。しかし、帰りの飛行機では全く怖くありませんでした。留学を通して、自分の英語力と発音力で必要最低限のコミュニケーションはとれるのだとわかって自信になっていたのと、外国人も同じ地球人、という意識が芽生えて、外国人に対する精神的な垣根がなくなっていたからです。私はこの帰りの飛行機で自分の成長をはっきりと感じ、嬉しく思いました。

そして何より、私は留学して、自分に自信が持てるようになり、人生が楽しくなりました。デンバーの人々が皆、私を大切にしてくれ、私のいいところをたくさんほめてくれたからです。帰国後私は、笑顔が増えました。そして私は、コミュニケーションの楽しさを改めて発見しました。「いい天気だね」そんな簡単な会話でも十分楽しいなと思いました。また、デンバーの人々は皆、人生を積極的に楽しんでいるように見えました。私のホストマザーとホストファザーは毎日、18時には帰宅し、夕食までの時間はギターを弾き、夕食は二人で一緒に作り、夕食後は映画をゆっくり見て楽しんでいました。また、金曜日の夜はレストランに行ってディナーを食べながらジャズを聞いたり、休日には山登りに行ったり、パーティーに行ったりしていました。街に出ても、皆陽気でフレンドリーで、レストランで隣になった人と楽しそうに会話をしたりしていました。そんな姿を見て、とても幸せそうな人生だな、と思いました。帰国後も、私もあんな豊かな人生を送りたいな、と思い返して、わくわくしながら今を過ごしています。

デンバーがいかに留学先として優れているか

デンバーはとても綺麗で安全な街です。私は留学する前は日本が一番綺麗で、人々も優しくて過ごしやすいに決まっている、デンバーではいろいろと我慢しなければいけないのだろうなと思っていましたが、そんな心配は全く不要でした。街は緑が多く、家々も清潔感あふれて綺麗な建物ばかり。車を走らせればダウンタウンも山も国立公園もあり、都会的で便利でありながら自然も豊かという、最高のロケーションです。また、デンバーの人々はとても親しみやすく、優しかったです。レストランに行けば隣の席の人が挨拶をしてくれ、バスに乗れば運転手さんが優しく気遣ってくれ、スーパーマーケットに行けば店員さんが気さくに話しかけてくれました。デンバーの人々は、どこに行っても皆私を優しく受け入れ、歓迎してくれました。さらに、デンバーの気候も快適です。雨はめったに降らず、ほぼ毎日がからっとした快晴でした。私が行ったのは夏真っ盛りの頃でしたが、湿度が低いためかあまり暑くなく、快適に過ごせました。加えて食事も、いろいろな種類があり、おいしかったです。

デンバーは人良し、気候良し、景観良し、食べ物良しの最高の街です。デンバーで私は、一切のストレスから解放され、夢のように幸せな毎日を送りました。デンバーは私にとって、日本よりも住みやすい街でした。日本が大好きな私でさえ、デンバーでこれからの人生を過ごしたい、今すぐ日本の大学をやめてデンバーの大学に入学し直そうかと考えたくらい、デンバーは素敵な街です。私は今でも、デンバーに住むことを人生の選択肢の一つとしてもいいなと考えています。このように、デンバーでは基本的な生活の部分に全くの不自由を感じないどころか、最高の幸せを感じられる環境が整っているので、英語が楽しい、英語をもっと勉強したいという前向きで積極的な気持ちだけがばんばん湧いてきました。このため私は、デンバーは留学に最適な街だと心から思います。

また、デンバーでは日本人にほぼ出会いませんでした。LCIの生徒さんで一人と、日本食レストランの店員さんで日本人を見かけただけでした。(ちなみにLCI内では「会話は英語のみ」とされていたため、私たちは英語で会話をしました。)日本人が多いとどうしても日本人で集まりがちになったり、日本語で話してしまったりするので、留学の際は絶対に日本人が少ない環境を選ぶべきだと思います。デンバーは日本人が少なくてとても良かったです。

LCIの良さ

LCIの先生方は皆優しく、親しみやすく、優秀な先生ばかりです。私はグループレッスンの他にプライベートレッスンも受講しましたが、最高の指導をしていただきました。グループレッスンでのプレゼン発表の練習を指導してもらったり、エッセイの書き方やよく使う挨拶表現を教えてもらったり、ネイティブならではの指導をたくさんしていただきました。プライベートレッスンは毎日グループレッスン3時間の後に3時間あったのですが、あっという間でした。やりたくない、早く帰りたいと思ったことは一度もなく、毎日プライベートレッスンを楽しみにしていました。先生方は私がやりたいことを聞いてくれ、それに合わせてレッスンをしてくださいます。とても自由がききます。私は休日に先生にドライブに連れて行ってもらって、観光をしながら、会話の中で私の英語の文法を直してもらったこともありました。

また、グループレッスンはレベル別に7つのクラスに分けられ、自分に合ったレベルの授業を、少人数で受けることができます。私が所属したクラスは5~10人程度のクラスでした。クラスメイトもとても優しく、私を歓迎してくれました。

留学する前の事前準備の大切さ

高校で習うレベルの文法をきちんと学んでいくべきだと思います。私は仮定法や、否定疑問文の答え方を忘れてしまったため、自分の言いたいことを細かく表現できなかったり、受け答えが逆になってしまって、「?」と言われてしまったりしました。日常会話では中学生レベルの簡単な文法が使えれば問題はないです(その際、自分が言いたいことを簡単な英語に変換できる力は必要です)が、高校レベルの英語力を持っていれば、言いたいことがもっと正確に言えるようになります。

現地の人の英語について感じたこと

現地のネイティブスピーカーの英語はとにかく速いです。私は1か月間生活しましたが、私の英語力では聞き取れるようにはなりませんでした。しかし、語学学校の先生は、ノンネイティブに英語を教える専門家なので、ゆっくりのスピードで、単純な文法を用いて話してくれます。このため、語学学校の先生の英語は、肩の力を抜いて聞くことができ、言っていることも容易に理解できました。また、クラスメイトの英語を理解するのが難解でした。ノンネイティブでかつ英語を学習途中のため、文法が間違っていたり、発音が上手くできていなかったりして、会話をするのが大変でした。それでも、クラスメイトとは仲良く楽しく学校生活を送ることができました。

留学中から留学後にかけての英語力の変化

2週間ほどいると、だんだん英語に慣れてきました。英語が聞き取れるようになるわけではなくとも、英語が心地よく感じられるようになりました。日本語を忘れるわけではないので、日本語も話そうと思えばぽんぽん話せますが、日本語を話す方が違和感があるな、と感じるようになりました

帰国直後、成田空港では、日本語の標識ではなく無意識に英語の標識の方にまず目が向かっていました。また、あちらこちらで聞こえてくる言葉(=日本語)が全て聞き取れることや、大学の授業で教授が言っていることが全て理解できることが不思議に感じました。その後は1か月ほど、英語脳の状態、英語をすぐ考えて英語がすらすらと口から出る状態が続きました。1か月留学したら1か月効果が残る、そんな感じかなと思います。

留学中にもっとできたと思うこと

偏りなくクラスメイト全員ともう少しコミュニケーションを取れればよかったなと思います。癖のある発音をするクラスメイトの発音が私はどうしてもほとんど聞き取れなかったため、発音が聞き取りやすく、かつ単純明快な文法を使ってくれるクラスメイトとばかり会話をしてしまいました。リスニング力、スピーキング力がそもそも低かった当時に、発音が難解なクラスメイトと会話をするというのはレベルが高くてできなかったかもしれませんが、次留学するときまでに英語力を上げて、いろいろな国の人と会話ができるようにしたいと思います。

また、私は一日のうちで、日本の友達とLINEをしたり、Twitterを見たりして日本語に触れる時間をとってしまいました。その時間は息抜きではありましたが、可能であればその時間を減らしてホストファミリーとの会話や、予習復習などにあてられたら、もっと有意義だったかもしれないなと思っています。

英語力を上げるために、何をどれだけ努力すべきか

英語を正しく発音できることは必須だと思いました。私は先生やクラスメイトの言っていることがわからなかったとしても、「わからない」ということをきちんとした発音で伝えることができたので、彼らに理解してもらうことができ、別の言い方で嚙み砕いて私がわかるまで教えてもらうことができました。しかし、クラスメイトで、うまく英語を発音できな い人がいたのですが、先生でもその人の発音を理解できていなかったりしました。コミュニケーションにおいて一番のストレスは、話し手にとっては自分の言いたいことがきちんと伝わらないこと、聞き手にとっては相手が何を言っているかわからないことだと思うので、発音は大切です。

なぜ留学すべきか

留学は間違いなく行った方が良いです。何か目的がなかったとしても、行った先で見えてくるもの、発見できることが必ずあります。(もちろん、目的があった方がもっと有意義に過ごせると思います。)私も、とりあえず行ってみたい、という好奇心だけを理由に留学に行きましたが、こんな世界があるのか、と視野が広がり、人生が変わったと思っています。例えば、ネイティブの英語がある程度聞き取れて話せるようになっても、ノンネイティブとも苦労なく会話ができるようなるにはもう一段階あるのだから、まずはできるだけ早くネイティブの人と会話ができるくらいの英語力を身につけなくてはならないな、ということに気付かされました。また、私は思っていた以上に英語や外国人が好き、ということに気付かされたため、交換留学を考え始めたり、将来英語を用いる仕事についてもいいかもしれないと考えたりするようになりました。

これから留学される方へのアドバイス

特に初めての留学に際しては、いろいろとハードルを上げてしまいがちだと思います。私も留学前はたくさんの懸念事項を抱えていました。クラスメイトに日本文化を紹介できるようにきちんと日本文化を深く勉強していかなくちゃ、だとか、ホストファミリーとの会話が成り立つかが不安でフレーズをたくさん覚えていかなきゃ、などと気負っていましたが、意外と心配は不要でした。クラスメイトとは専門的な日本文化の話ではなく普通の話で盛り上がれたし、ホストファミリーともきちんとコミュニケーションがとれました。(もちろん、フレーズをたくさん覚えていけば会話の幅が広がってさらに楽しいと思います。)外国に行っても、中学生レベルの英語力があれば、意外と普通に生活できるものです。心配しすぎず、好奇心のままにぜひ留学をしてほしいと思います。

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