アウトドア好きには最高の留学環境!泊りがけで行った
スノーシューツアーは、二度と忘れない経験に。

  • ビジネス語学留学プログラム

鈴木 竜斗さん

留学当時の年齢:29歳

現在の職業:メディア系会社勤務

留学先:アメリカ コロラド州デンバー

留学時期:2018年10月~2018年1月(3か月)

語学学校:LCI

コース:Executive English Course – Group-Private Combo

滞在方法:ホームステイ

留学してよかったこと

たった数ヶ月ではありますが、かけがえのない素晴らしい経験ができました。私にとって留学とは、英語を現地で学べる、ネイティブに囲まれて強制的に学べる、といった印象が先行してましたが、何よりよかったことは、様々な人の価値観や人生に触れて自分を見つめ直すことができたことです。

ホームステイ

ホームステイを選びました。ホームステイでの経験はとても貴重な体験でした。ステイ先に恵まれたこともあり、良い意味で全く気を使わずに受けれてもらい、アメリカの生活、具体的には食事・生活雑事・周辺でのアクティビティ・休日の過ごし方・あらゆる物事への考え方を、身をもって体験することができました。これは、読書や海外旅行はもちろん、出張や海外企業との仕事などでも経験できないのではないかと思います。

自分のホストファザーは長らくデンバーに住んでいた方で、自分が興味があるといったことについてはだいたい答えてくれたり経験させてもらえました。NHL観戦、MLB観戦では、観に行く上でのポイントを教えてくれたり、地元の人だけが行けるようなイベントにも連れて行ってもらいましたし、アウトドアが好きだと伝えてハイキングやサイクリングにも連れて行ってもらいました。彼が毎週楽しんでいるバレーボールにも参加させてもらいました。また、ホストファザーは相撲が大好きだったので、相撲について語らう日々もありました。

LCI

英語学校LCIはとてもアットホームで総生徒数が少ないのどかな学校でした。グループレッスンとプライベートレッスンのコラボコースで学習しました。

グループレッスンの中心は、中東をはじめとしたアジアや南米の若者たち。全体的に若く、仕事を中断して留学するような人は多くありませんでした。そんな環境だからこそ若返った気分で英語学習できました。母国語・英語学習の境遇の違いはもちろん、宗教や歴史の違いを話すことができて、今まで日本でしか暮らしたことない自分にとっては刺激的な話ばかりでした。個人的には、今までもこれからも触れ合う機会のない中東の若者と話せたのは面白い体験でした。小規模な学校だからこそできた経験なのではないかと思います。先生方は面白く親切な人ばかりで、様々な文化の違いを議論したり紹介したりする場を設けてくれました。

プライベートレッスンはこちらの要望からカリキュラムを組んでもらい、基本から応用までじっくりと時間をかけて学習することができました。2人の先生に曜日別に担当してもらいましたが、天気がいい日はハイキングをしながら授業をしたり、日本のお笑い動画、Netflixを観ながら授業をするなど、飽きない授業設計をしてくれたように思えます。時に、クラスメートとの会話が盛り上がっている時などは、それを優先させてくれたり、人生やキャリアについても対等に議論しました。今思えば、半分はおしゃべりの時間みたいなものでしたが、グループレッスンでは得られない時間を補えていたと思います。

学校について残念なことがあるとすれば、生徒の大半が自ら進んでデンバーにきたというよりは家族などの都合でデンバーに住み、英語を学びにきているということ。自分のような境遇の人は少なかったですが、ただ、だからこそ様々なトピックや考え方について会話できた気がします。LCIは週1でクイズ、3ヶ月弱で1ターム、最終週に総合試験、といったプログラムになっており、そのゆったりさもちょうどよかったと思います。

アクティビティ

アメリカの大自然を楽しめたのも留学でよかったことのひとつです。自分は学校以外ではなるべくアウトドアを楽しもうと、スキーをレンタルしてスキーに行ったり、スノーシューのツアーに参加したりし、それらもなるべく他の人とコミュニケーションが必要になるように計画しました。実際、学校・ステイ先から外に出て、全くの他人と会話したりすることは、自分の学習成果を試す機会にもなったし、何よりフィルターがかからない状態で世界の人とと触れ合える良い機会になりました。

デンバーがいかに留学先として優れているか。

デンバーを選んだ理由は、日本人が比較的少なく学習環境としていいと思ったから、アウトドアが好きだったから、という2つでしたが、全くもって正解でした。日本食は多くあり、日本のものを販売するスーパーマーケットもありますが、それ以外で一度も日本人のかたに会うことはありませんでした。これが学習に影響があるかどうかはわかりませんが、日本人コミュニティでつるんでしまうといったことはないと思います。ここからは主観も入りますが、デンバーの人々は思っていた以上に親切でどことなくのどかな雰囲気が漂っており、とても過ごしやすい環境だったと思います。サンフランやニューヨークとは全く違った雰囲気です。おそらく南や東海岸、西海岸とも違うのではないかな。

街はとても綺麗で、天候も安定しています(非常に寒いですが)。個人的には、アウトドア・自然が大好きだったため小さなハイキングコースから大きな山、スキー場が近場にうじゃうじゃあるのも良い点かもしれません。

I'll be the Oneに依頼して良かったこと。

何より、親身になって柔軟にプログラム設計を手伝っていただけたことです。自分はデンバーで学習した後他の都市にも周る予定があり、英語学校のタームの開始終了を無視する形で入校しました。そのような変則的な通学などを組ませてくれたり、こちらの要望を聞いた上でホームステイ先選定に十分に加味していただきました。プログラム設計だけではなく、英語学習の目標の立て方や、コロラドをどのように満喫するかについても親身に教えていただけました。全て、アドバイス通りにして、期待していた以上に楽しい経験ができました。他のエージェントや他の州での留学の話を聞くと、いかに柔軟に力を入れて組んでいただけたかはよくわかります。従業員の皆さんがコロラドに留学経験があるということが何より大きいのではないかと想像しております。

留学する前の事前準備の大切さ。

普段英語を使うことがない人は、留学前に勉強することは絶対に必要だと思いました。特に日常英会話を少しでもやることに意味があると思います。自分は留学が決まるまでは英語から逃げる人生を送ってきましたが、留学が決まってから日常英会話を少しでもできるようにしておこうと思い、英会話学校に通いました。実際、現地に行くと、ニュアンスが微妙に違ったり、言い回しが全く別だったりということが多かったのですが、英会話学校で多少ネイティブの人と会話していたおかげで、大きく勘違いしたりすることがなくスムーズに溶け込めたのではないかと思っています。

留学中にもっとできたと思うこと。

積極的に話しかけ、もっともっと話しておけばよかったと思います。英語学校は若い生徒ばかりでしたし、長く通っている人ばかりでしたので、和に入ったり打ち解けるのには少し時間がかかりました。中東の若者なんて、自分よりも年上に見えるし、、、。でも、だいたいの人は話しかければ一生懸命こちらの話を聞いてくれて、答えてくれます。とにかく気になったことはすぐ聞いたり、伝えてみることが大事だと思います。先生も然りです。もっと、日々疑問に思うことを質問すればよかったと思います。

英語学習においては、計画的な勉強、空き時間の有効活用、をすればよかったという点につきます。数ヶ月あっという間だし、レッスンのカリキュラムは決まっているし宿題もまあまあ出ます。空いた時間に、レッスンで得られない学習をしたり、復習を徹底したり、もっと空き時間を有効に支えられたと思います。

英語力を上げるために、何をどれだけ努力すべきか。

英語を何に活用するかによると思いますが、日常生活をする上では、phrasal verb、簡単な動詞をどのように言い回すか、というのがいかに大切かということを実感しました。あと形容詞・副詞をたくさん覚えておくと会話がもっと面白くなるだろうと日々思っています。実際、日常生活では簡単な単語でいかに自然に答えられるかが重要なのだと知りました。

なぜ留学すべきか。

留学は、英語漬けになる、というよりも、全く違った価値観や境遇の人たちと触れ合うことができる、その人たちを知ることができる、というのが唯一無二の価値なのではないかと思います。そういう価値観を広げることが好きな人、楽しいと思える人は、ぜひ留学すべきだと思います。

これから留学される方へのアドバイス。

自分が何がしたいか、何に楽しみを得られるかを最優先に考えるのがいいと思います。そして、今の時代事前に調べられることはたくさんありますし、その「得たいこと」「したいこと」についてとことん調べておくことをお勧めします。それが100%イメージ通りになることはないし、そうやって事前に詰め込んだ知識は現地に行った時に話の種になります。こう思っていた、とか、自分はこう思っている、とか、そういった主張はたくさん用意していき、とにかく交流や会話を途切れさせず自分の意見をいうことが重要です。そして何より大事なのは、全力で楽しむこと、だと思います。

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