英語を話せない留学生が現地でアルバイトをするメリット・デメリット
2024.04.25
皆さん、こんにちは!
留学予定の方の中には「海外で働いてみたい!」と、アルバイトを検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、留学先でのアルバイト事情を徹底解説します。あわせて、留学生がアルバイトをするメリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
英語が話せないのに留学先でアルバイトはできる?
英語が話せない留学生でも、アルバイト自体は可能です。ただし、仕事探しや職場でのコミュニケーションにおいて、苦労する場面は多いでしょう。
また、英語力が低いとそれに見合った仕事の中から選ばなければならないのも事実です。例えば、日本語対応のコールセンターや日本食レストランなどですね。
これらの職場には、同じく英語が苦手な従業員が多く働いています。つまり、職場で英語力を向上させることは期待できないというわけです。
留学先でアルバイトし語学力アップにもつなげたい方は、履歴書を英語で作成したり、英語での受け答えがある程度できたりと、最低限の英語力を身に付けておくことが大切です。
留学先でアルバイトをするメリット
留学先でアルバイトをするメリットは大きく分けて3つあります。
① リアルな英語を学ことができる
② 生活費にゆとりができる
③ 人脈を広げられる
ここからは、3つのメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
メリット ① リアルな英語を学ぶことができる
留学先でアルバイトをすると、よりリアルな英語を学べるのがメリット。
語学学校に在籍する生徒は、英語が母国語ではありません。また、語学学校ではレベルに合わせたクラス分けがおこなわれるため、周りにいる友達は基本的に自分と同レベルの英語力です。
一方、アルバイト先にはネイティブや、自分よりレベルの高い英語力をもつ人が働いている可能性があります。また、スタッフだけでなく、お客様とのコミュニケーションも求められるため「英語を話す環境」が整っています。
アルバイトをすると、必然的にコミュニケーションの場が生まれるため、アウトプットの機会を作れるでしょう。この経験は、大幅な英語力アップにつながります。
メリット ② 生活費にゆとりができる
留学先でアルバイトをすると、生活費にゆとりができるのもメリットの一つです。
留学や海外での生活にはとてもお金がかかります。でも、せっかく海外に来たのだから、やりたいことはなるべく多く叶えたいですよね。
アルバイトをして少しでも収入があれば、生活にも余裕ができます。ぜひ積極的にアルバイトも検討してみると良いでしょう。
メリット ③ 人脈を広げられる
人脈が広げられるのも、留学先でアルバイトをする大きなメリットです。
留学中の語学学校では、異なる国出身のさまざまなバックグラウンドをもつ留学生たちとの出会いがあります。
アルバイトでも同じく、お店のオーナーや従業員、お客様など、出会いの機会をさらに大きく広げられるでしょう。
現地の情報や新しい仕事の紹介など、人脈を広げることで視点や経験を増やせますよ。
留学先でアルバイトをするデメリットと対策
留学先でアルバイトをするには、メリットだけでなくデメリットもあります。
① 英語スキルに自信をなくしてしまう可能性がある
② 仕事を決めるのが難しい
ここからは、上記2つのデメリットについて紹介しつつ、それぞれの対策法についても解説します。
デメリット① 英語スキルに自信をなくしてしまう可能性がある
留学先でアルバイトをすると、英語スキルに自信をなくしてしまう可能性もあります。特に、初めての環境での仕事や英会話は、慣れるまではストレスになってしまいがち。「思うように会話ができない…」と、自信喪失してしまう方も少なくありません。
自信を喪失してしまう前に、信頼できる職場の上司や友人に相談し、モチベーションを高めて英語学習に励みましょう。はじめはできなくて当然!と、ある意味開き直ることも必要です。
モチベーションを失わずコツコツと地道に一歩ずつ成長していけば何の問題もありません。言葉の壁を乗り越えた頃には、英語力もかなり伸びていますよ。
デメリット② 仕事を決めるのが難しい
英語が話せない留学生にとっては、仕事を決めるのが難しい点もデメリットの一つです。留学先には、英語力を必要としない仕事もありますが、英語力が求められない仕事は、他の留学生からも人気なのが特徴です。
また、経営者側としても英語力があるに越したことはないため、英語力の高い人材から順番に採用します。海外でアルバイトを考えている方にとって、いかに事前の英語学習が欠かせないのかがわかりますね。
仕事探しが不安な方は、語学学校の先生や友人に相談し、紹介してもらうのもおすすめです。困ったときには遠慮せず、相談する姿勢も大切です。
留学先でアルバイトをする際の注意点
留学先でアルバイトをする際には、いくつか注意点があります。ここからは、アルバイトをしたい留学生が、事前に知っておくべき4つの注意点を紹介します。
1. 事前に英語力を身に付けておく
留学先でアルバイトをするためには、事前に英語力を身に付けておくことが大事です。
特に、現地のお客様が多く利用するレストランやカフェなどでは、英語でのコミュニケーションスキルが必須。
また、英語力があれば職探しも格段にスムーズに進みますよ。まずは最低限の英語力から身に付け、自信を持って海外で働きましょう。
2. アルバイトができない国もある
留学中にアルバイトができない国もあるため、その点には注意が必要です。
中でも、アメリカや中国では、留学生のアルバイトが原則禁止されています。隠れてアルバイトをする行為などには、ビザの取り消しや強制送還などのリスクが生じます。
留学先の国でのルールは必ず守り、働ける場合であっても、就労可能時間などの細かな規定について事前にチェックしておきましょう。
3. 留学本来の目的を忘れない
留学先でアルバイトをする場合、留学本来の目的を忘れないようにしましょう。
海外でのアルバイトは、日本でアルバイトをするよりもかなり労力を使います。アルバイト先へ向かうためにバスに乗る、お客様から英語で注文を聞く、スタッフ同士のコミュニケーション、全て英語でおこなうからです。
アルバイトで労力を使ってしまい、本来の目的である英語学習が手に付かない状態になるのは避けたいところ。アルバイトをする際には、学業とのバランスを保つことが大切です。
4. 選択肢を日本食レストランに絞らない
留学先でアルバイトをする際、職場を日本食レストランに絞らず、選択肢の幅を広げることが大切です。
英語があまり話せない方にとって、現地での仕事探しは簡単ではありません。そのため、多くの日本人が高い英語力が求められない「日本食レストラン」を選びがちです。
日本食レストランでは、多くの日本人が働いているため、日本語を使う機会が必然的に増えてしまいます。それでは、英語力を向上させるのは難しくなってしまうでしょう。
高い英語力を身に付けたいのであれば、なるべく日本語を使わず、英語のインプット・アウトプットができる場所で働くのがおすすめです。
英語力に自信がない方も、現地の人が働くカフェやレストランにぜひ挑戦してみましょう。きっと良い経験になりますよ!
まとめ:英語を話せない留学生が現地でアルバイトをするメリット・デメリット
今回は、英語を話せない留学生でも、留学先でアルバイトをできるのか、さらにメリット・デメリットについても詳しく解説しました。
留学先でのアルバイトは、英語力の向上、現地の人とのコミュニケーションなど、より生の英語を身に付けられる良い経験となります。
しかし、仕事探しは難航してしまう可能性も。そうならないためにも、事前にある程度の英語力を身に付けておくことが大切です。
Discovering Soundsは、英語の発音に特化した発音矯正スクールです。
留学先でスムーズに仕事探しができるよう、Discovering Soundsでネイティブのような発音習得を目指しましょう。
留学前に自信を付けたい方、憧れの海外で仕事をしたい方は、まずDiscovering Soundsを始めてみませんか?気になる方は、ぜひDiscovering Soundsの体験レッスンを受けてみてくださいね!