留学に適した安全な国とは?安全に生活するためのポイントも解説
2024.12.09
留学先を選ぶ際、学びの環境だけでなく、安全性も重要なポイントです。とくに異国での生活は、慣れない土地での不安を感じることもあるでしょう。安心して学びに集中できる環境に身を置くには、安全な国選びが欠かせません。
今回は、コロラド州専門留学会社I’ll be the Oneより、留学先としておすすめの比較的安全な国について詳しく解説していきます。
留学におすすめの安全な国5選
留学におすすめの安全な国として、以下の5つの国が挙げられます。
オーストラリア
フィリピン
カナダ
イギリス
アメリカ
ここからは、それぞれの国の特徴などを詳しくみていきましょう。
オーストラリア
オーストラリアは、世界的にも治安が良いとされています。なかでも、シドニーとメルボルンは、世界的に見ても安全な都市として評価されているのが特徴です。
しかし、都市部では観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が発生しており、注意が必要です。とくにメルボルンの繁華街では、夜間になると治安が悪化し、強盗や暴行、性犯罪のリスクが高まります。とはいえ、全体的には留学先としては十分安全な国といえるでしょう。
フィリピン
フィリピンの治安については、危険な地域を避ければ比較的安全といえます。とくにミンダナオ島などは依然としてイスラム過激派による事件が多発しており、避けるべきエリア。また、フィリピンでは麻薬に対する取り締まりが非常に厳しく、大統領の指導のもと、警察は捜査中に麻薬関連での死亡を罪に問われないこともあります。
したがって、留学中は絶対に麻薬に関わらないようにしましょう。しかし、語学学校に関しては24時間体制の警備があり、安全が確保されているため、基本的には安心して学べますよ。
カナダ
カナダのトロントは、世界で住みやすい都市ランキングで常に上位にランクインしており、留学先として安心できる場所として広く知られています。カナダはアメリカと異なり銃社会ではなく、銃の所持は厳しく規制されているため、銃犯罪は少ないのが特徴です。
しかし、治安面では日本と比べると若干劣ることも。実際、カナダの犯罪発生率は日本の約5倍とされているのも現状です。銃に対する規制が厳しくても、銃を使用した強盗や発砲事件は依然として存在しています。
イギリス
イギリスはヨーロッパ内で治安が良い国として評価されていますが、すべての地域が安全というわけではありません。とくにロンドンなどの都市部は観光客が多いため比較的安全とされていますが、少し離れると治安が急に悪化するエリアもあります。
街中には監視カメラが多く設置されているものの、窃盗やスリ、さらにはレイプなどの重大犯罪が増えているのも事実です。留学を考える際には、治安の良いエリアを選びましょう。
アメリカ
アメリカは留学生に人気のある国ですが、銃乱射事件やテロの影響で安全性に不安を感じる人も多いでしょう。実際、アメリカの治安は、地域によって大きく異なります。
都市部や観光地では比較的治安が良いことが多く、ニューヨークやロサンゼルス、ホノルルなどはその例です。
ただし、どの地域にも危険なエリアは存在しますので注意が必要です。さらに、コロラド州は比較的治安が良く、自然も豊かで安心して留学生活を送れるおすすめの場所ですよ。
留学先で安全に過ごす方法
留学先で安全に過ごす方法として、以下の5つが挙げられます。
お酒を飲む量はほどほどに
現金は一つの場所に固めて保管しない
日本と同じ感覚で生活しない
知らない人に着いていかない
危険なエリアは避ける
ここからは、これら5つをそれぞれ詳しく解説していきます。
お酒を飲む量はほどほどに
お酒の飲み過ぎには十分注意が必要です。これは日本に限らず、とくに海外では更に気をつけなければなりません。酔っ払った状態は犯罪者にとっても狙いやすいターゲットとなりかねません。
海外では飲み物に睡眠薬を混ぜて、強盗や暴行などが行われることも。楽しい気分でついつい飲みすぎてしまうこともあるかもしれませんが、その結果として財布や貴重品を失うなどのトラブルに巻き込まれる危険もあるため、お酒の限度を守って慎重に行動しましょう。
現金は一つの場所に固めて保管しない
現金は一か所にまとめず、複数の場所に分けて管理するのがおすすめです。同じ場所に全てを保管していると、スリ被害に遭った際に全額を失うリスクがありますが、分散して持っていれば被害を最小限に抑えられます。
現金とカードを別々に管理するのも良いですね。
日本と同じ感覚で生活しない
日本では深夜でも女性が安心して歩ける治安の良さがありますが、海外では状況が大きく異なります。暗がりや人気のない場所を狙った犯罪が多発しており、昼間に安全とされる観光地でも油断は禁物です。
日本の感覚で行動すると、盗難や引ったくり、置き引きといったトラブルに巻き込まれる危険があります。また、席取りに荷物を使うといった日本では一般的な行為も、海外では絶対に避けるべきでしょう。
知らない人に着いていかない
海外では、絶対に知らない人についていかないようにしましょう。海外では、英語力の不足や相手の言葉の強さに圧倒され、つい信じてしまうケースがあります。
高価な店に連れて行かれたり、無理に買い物をさせられることもあるので注意が必要です。異国での無防備な行動はトラブルを招くことがあるため、常に冷静に行動しましょう。
危険なエリアは避ける
留学中、危険なエリアには近づかないようにしましょう。ただし、どこが危険なのか知らない場合も多いでしょう。
留学先では、その地域の治安に関する情報を事前に調べておくことが重要です。危険な地域や避けるべきエリア、人通りの少ない場所などは、インターネットで調べられ、現地の人から直接情報を得ることもできますよ。危険な場所に気付かずに踏み込んでしまう前に、しっかりと事前にリサーチしておきましょう。
失敗しない!留学先の選び方
失敗しない留学先の選び方は、以下の3つのとおり。
英語のなまりやアクセント
費用
留学を希望する学校のレベル
上記3つをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
英語のなまりやアクセント
アメリカ英語やイギリス英語など、英語の発音には地域ごとの特徴があり、学びたいアクセントやなまりがある方は、それを基準に留学先を選ぶのも良い選択肢です。
I’ll be the Oneの提携発音矯正スクールであるDiscovering Soundsでは、異なる国の発音に特化したコースも提供しているため、イギリス英語特有ののRの発音やアメリカ英語のイントネーションなど、ピンポイントで学びたい発音を深く掘り下げられますよ。
留学前に発音の基礎を身に付けておけば、留学先でのコミュニケーションがよりスムーズになったり、学習効果をさらにアップさせられるでしょう。
費用
留学先を選ぶ際には「費用」を重視する方が多いでしょう。費用には現地での生活費、学費、準備費などが含まれます。
生活費や学費は地域や学校によって大きく異なるため、事前にしっかり調べておくことが大切。学費については、学校ごとの差があり、同じ学校でも年ごとに変更される場合があるため、定期的にチェックしましょう。
留学を希望する学校のレベル
留学先選びでは「学校のレベル」も重視すべきポイントです。自分の英語力や学力に合った学校を選ぶことが、留学生活を充実させるポイントです。
レベルが高すぎる学校に行くと、学習についていけずストレスを感じる可能性があります。一方、レベルが低すぎると物足りなさを感じ、成長の機会が減ってしまうでしょう。学校のレベルを選ぶ際は、学校のカリキュラムや入学条件をしっかり確認し、自分の目標に合った学習環境を提供している学校を選ぶのがポイントです。
まとめ:留学に適した安全な国とは?安全に生活するためのポイントも解説
今回は、留学先選びで迷っている方に向け、安全でおすすめの国や、安全に過ごすためのポイントを詳しく解説しました。
慣れない海外生活では、治安や言語の壁、環境の違いに不安を感じることも多いかもしれません。安全とされる地域でも、日本と比べると治安状況が異なるため、注意深い行動が求められます。
また、事前の情報収集や英語の学習など、準備をしっかり行えば、不安を軽減し留学生活をより充実させられますよ。