「デンバーミレニアムブリッジ」は芸術的なケーブルブリッジ!夜のライトアップを見逃すな!

2019.01.21

こんにちは。

みなさんは、デンバーミレニアムブリッジを知っていますか?デンバーミレニアムブリッジとは、世界で最初に作られたケーブルブリッジです。

ケーブルブリッジとは、橋に垂直に立つ数本の塔から伸びるケーブルが全体を支える構造になっている橋のことです。デンバーミレニアムブリッジは、全長60mの巨大な橋で、アーチ状の作りが特徴です。

1999年に建設されてからというもの、このケーブルブリッジは、デンバーの建築の発展を象徴するものとして知られています。

1980年代に、コロラド州は街の再開発にあたり、地元の野球チームであるロッキーズの新スタジアムを作りました。しかし、電車の路線が邪魔になり交通の便を妨げていました。この問題をなんとか解決できないかということで考えられたのが、橋の建設です。この話からわかるように、デンバーミレニアムブリッジは、川を越えるために作られた橋ではなく、あくまで線路の上を越えるための橋として建設されています。

日本でも駅周辺には線路を越えられるように歩道が作られていますので、あまり珍しさは感じないかもしれません。しかし、デンバーミレニアムブリッジの価値は、歴史的な価値と、芸術面の価値が評価されています。歴史面で言えば、今までご紹介してきたような街の開発に伴い世界で最初に作られたケーブルブリッジとしての価値です。

芸術面での価値というと、そのデザイン性の高さです。ここでは、実際に橋の全体像と芸術性を写真でご説明したいと思います。

デンバーミレニアムブリッジの魅力

まず全体の見た目ですが、段々に伸びる歩道と、ガラス張りのエスカレーターが特徴です。特に階段については、連続する階段の角度が急になりすぎないように、長めに距離を取っています。デザイン面で言えば、石の階段に見られるような単調なデザインではなく、どこかタワービルに使われているようなデザインを想像させます。

実際に階段を登っていくと、そこにはケーブルブリッジを支える大きな塔が見えます。バックに見える高層ビルが並ぶ景色にも溶け込んでいますね。ちなみに、この塔を一番楽しめるのは夜です。

夜になるとこのように後ろのビルと一緒にライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。恋人とデートに行くのにもぴったりですね。

橋から下を眺めると、線路が走っています。

日本とは異なり、配線がごちゃごちゃとしていないので、街の景観が綺麗に見えませんか?これも写真をよく撮る人からすれば重要なポイントです。

橋の上まで登るとそこには小さな便利が並べられています。夕焼けの時間に来てもいいですし、夜のライトアップの時間に来てもいいです。どちらもデンバーのおしゃれな町並みを堪能できるのでおすすめです。

橋を支えるケーブルは、様々な方向に展開されており何十年もこの橋を支えています。それだけの荷重に耐えられるように鉄の線をいくつも編み込んだ太いラインを使っているので、そこも見どころの一つです。

いかがでしたか?

デンバーの有名な観光地の一つであるデンバーミレニアムブリッジをご紹介しました。世界で最も古いケーブルブリッジとして建築的価値があります。また、それだけではなく非常に芸術性の高い橋とも言えます。ライトアップされる時間になると多くのカップルや観光客が一目見ようと集まって来ます。デンバーに留学するのであれば、日常的にこの橋を見ることになるかもしれませんが、留学生活の記憶に残ること間違いなしですよ。

施設情報

名前:デンバーミレニアムブリッジ(Denver Millennium Bridge)

住所:16th St, Denver, CO 80202