アメリカ(コロラド)での妊娠、出産について ③検査(1st Trimester 2nd Trimester)

2021.10.20

こんにちは!今日は出生前検査等含め、12weeks以降の検査について書いていきたいと思います。

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毎回、尿検査、身長体重血圧(お腹周りの測定)、心音を聞く、問診はするのですが、
いつもの検査に加えて他に大事な検査をする週があります。

1st Trimesterと呼ばれる妊娠初期では、初診時の血液検査と子宮がん検査(PAP TEST)、そしてオプションでの胎児ドック。

胎児ドックと呼ばれる染色体異常(ダウン症や13トリソミーなど)の可能性を早期発見できる検査を希望する場合は、妊娠9〜13週の間に受ける必要があります。
私はてっきり一定の年齢以上は保険内での適用、そして検査するものと思っていたのですが、州によって違うらしく、コロラドでは保険会社に聞いて費用については確認する必要があると言われました。
私は受ける方向で話を進めていったのですが、自分で(検査機関)に電話をして金額や保険について問い合わせて、私の場合は結局300ドルと143ドル支払いをして合計445ドルほどの支払いをしました。
他州ではこの費用が全額免除になったりするらしいのですが、値段が州によったり保険会社によって全く異なってくるのがアメリカ医療のややこしくて難しいところだと思っています😢

アメリカの場合は胎児ドック(お腹の赤ちゃんの形態異常を知るために行われる超音波検査)と新型出生前診断(妊娠中に母体から採血をして血液検査をして胎児の染色体異常を調べる検査)の二つを合わせて判断する方法が一般的のようです。

実際の検診では、まず超音波検査で胎児をチェック。特にダウン症の疑いが考えられる場合は首の後ろの浮腫みなどの兆候が見られるらしいです。他にもダウン症の疑いがある場合はいくつかの兆候があるらしく、何度も写真を撮ったりして細かいところまで確認していました。

1B079457-FC4B-480E-91F5-51E9AF6BAE3E特に今のところの問題は見つからないと言ってもらったエコー写真↑

その後は血液検査を受けて五日後くらいに検査結果が届きました。

68BF9B15-45B5-42B0-AA1C-C30E497DA522どれもネガティブでほっとしたのと同時に、性別を知りたいです!と事前に伝えていたので、Maleの文字にすごく嬉しい気持ちになったのを覚えています。
この血液検査で性別を早く知ることができるのですが、知りたくない場合は事前に伝えておくとこのコメントが空欄でくるのではないかと思われます。

娘のときは超音波での性別判断だったので、確か妊娠五か月くらいで判明したため、今回はかなりの早い段階で(妊娠が判明してから一か月半くらい)性別がわかったことがこの血液検査をしてよかったと思ったことの一つでもあります。

この段階の胎児ドックでは、赤ちゃんの疾患を持つ可能性を測るもので100%の確定ではないそうです。この診断結果によって、次の検査に進むかどうかが判断されるのですが、ここで陽性と判断された場合、
Amniocentesis:羊水検査 お腹に針を刺して羊水を採取

Chorionic Villus Sampling(CVS):絨毛採取 お腹や膣から胎盤の絨毛を採取

などの次の検査方法が提案されるようです。
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2nd Trimester、妊娠中期!
20weeks Anatomy Scanと呼ばれる妊娠20週あたりでするUltrasound(超音波検査、エコー)
超音波検査で赤ちゃんの臓器や成長度合いなどを計測してもらいます。
いつもの簡単にお腹にジェルを塗って心臓の音を聞くだけではなく、しっかりと超音波で見てもらえるので、初回豆粒のようだった赤ちゃんがしっかりと人間の形に成長していることに感動を覚える方も多いかと思います^^
日本ではエコーの回数が多いと思うのですが、アメリカでは基本3~4回のみ。日本に比べると極端に少ないです!

7D4821B1-95AA-4B34-A7A6-0E2B2743A596エイリアンのようなエコー写真ももらいました(笑)
しっかりうつってあるおちんちんの写真も、、、(笑)
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この検査で初めて性別がわかる方も多いみたいです♪

今回コロナ禍での妊娠ということもあって、常に一人での通院だったのですが、この検査だけは主人の立ち合いが可能でした。そして超音波が終わると主人は帰されて(エコー検査室のみ入出可能だった)、また一人で通常の検査を受けました。

あとは妊娠後期の入る前あたりにうける妊娠糖尿病検査(グルコース耐性テスト)
妊娠24週~28週あたりに受けることが推奨されています。

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私の場合はこの検査を受ける一回前の検査の帰りに次回グルコーステストをするからとこんな感じのドリンクを渡されて、次の検査の受付30分前に飲むように言われました。
飲んだ後に通常の受付をして、一通りの検査をしたあと、数十分待って血液検査をしました。
飲んでから一時間後くらいの検査になったと思います。

味は飲みやすくて特に苦も無く飲んだ記憶があります。

妊娠中期までの検査はこのような流れで行われます。(あくまで一例としてご参考ください)
アメリカと日本では妊娠月数の数え方や区切りが異なるため、妊娠週数でのカウントをお勧めします。
1st Trimester(初期 1~13週)
2nd Trimester(中期 14~27週)
3rd Trimester(後期 28~出産まで)

次回は妊娠後期の検査と出産入院についてレポしたいと思います。