アメリカの教会

2017.06.10

こんにちは!

今日はアメリカの教会についてご紹介します。もちろん宗教の勧誘ではありませんので、ご安心下さい(笑)アメリカの一部の文化として知っていただけたら、面白いかな〜と思います。

さて、みなさんは「教会」と聞くと、どんなイメージを抱かれますか?私の教会へのイメージは、映画「天使にラブソングを」の、こんなイメージでした。そして、「アメリカ=キリスト教の国」なイメージを抱いていました。

統計的に、アメリカは約83%がクリスチャンのようですので、日本が仏教や神道の国というイメージのように、アメリカはキリスト教の国というイメージで間違っていないと思います。しかし、いろんな方と出会っていくと、他の宗教の方や無宗教の方も想像していた以上にいらっしゃることがわかりました。人種のるつぼですね!

日本でよく神社やお寺を目にするように、アメリカではあちらこちらで教会を見かけます。ホームステイをされる方は、ホストファミリーが教会に通っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。もしかしたら、一緒に礼拝へ行かないか?と誘われる事もあるかもしれません。宗教には興味がないけれど、異文化交流な感じで一度どんな様子か見てみたいなと思う方は、きちんとその旨を伝えて大丈夫ですよ。また、クリスマスやイースター(キリスト復活祭)の時に、教会を体験されると、よりアメリカ文化が知れて面白いかなと思います。

今日ご紹介するのは、プロテスタント派の教会です。映画「天使にラブソングを」はカトリック派なので、映画のイメージとは全く違います。日本に浸透しているのはカトリック派が多いので、え?これが教会?という感じですよね。みなさんの抱いているイメージとは違う方が面白いかなと思って、こちらの教会を選びました。ご参考までにホームページはこちらです。

https://edgechurchcolorado.com/

中へ入ってみると、廊下はこんな感じ。なんとも現代的なインテリア!

メインホールはこちら。どこかのコンサート会場のようですよね。

また、同じプロテスタント派の中にもいろいろ宗派があるようで、昔ながらの賛美歌を歌うようなスタイルの教会もあれば、ゴスペルを歌うスタイルの教会もありますが、こちらの教会ではバンド。そうですバンド!歌われる賛美歌は、ギター・ベース・ドラムでポップミュージック調でした。意外ですよね!ノリノリです。

ステージの反対側にはカメラや照明。本格的です。

歌だけではなく、なんと牧師さんのスタイルもカジュアル!スーツとネクタイでビシっとキメて静かにお話をされる方もいれば、この牧師さんのようにカジュアルな方もいらっしゃいます。これは、教会のスタイルによるという感じでしょうか。

ちなみにお話をされる方(学校でいう校長先生と思われるとイメージが湧きやすいでしょうか)を、カトリックでは神父(Preist プリースト)、プロテスタントでは牧師(Pastor パスター)と、呼びます。アメリカに来るまで全く知りませんでした。

牧師さんの隣に自転車が置いてあるのが見えますか?牧師さんは、ずっーと真剣にお話をされるだけではなく、ジョークを言ってみんなを笑わせたり、自転車のようにアイテムを使用して、わかりやすく例え話を交えながらお話をしてくれたりします。これも意外でした。

メインホールに入る時に、このような冊子をもらいました。

中を開いて見ると、その教会の説明や、イベントの案内などが書かれています。

そして、学校の授業のように、牧師さんがお話されることがメモできる紙も入っています。

教会での私の体験は、普段聞かない単語を学んだり、牧師さんのお話を聞くことでリスニングの向上にもつながりました。英語力が低い頃は、学生時代苦手だった社会科の授業を聞いているようで、居眠りしたことも(笑)

是非アメリカ滞在中に、興味のある方は足を運んでみてくださいね。

*こちらの記事は、プロテスタント派の教会の1つであること、私の個人的な意見や感想ですので、ご理解いただけると助かります。